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準備編試験科目と実務
行政書士試験は、法律系の資格の中でもっとも試験で勉強する内容と
実務がかけ離れていると言われていますね。
確かに、私が独立開業したころを思い起こすと、必要とした知識は、
簿記であったり、不動産に関する法律(都市計画法や宅建業法など)、建設業法、
などでした。
もちろん、受験勉強していたときは、それらの勉強などしてませんから、
合格してから、勉強しなければいけない、ということになります。
試験で勉強した内容はムダ、って言えばムダ。
ホウリツのキソは学べますけど。
でも、直接業務にカンケイないのであれば、ムダに思えてしまいます。
開業してからの勉強は、試験勉強の大変さとの比ではありません。
お金が絡んできているものであり、相手(クライアント)があり、期限がある。
本当に、理解しなければいけない状況に追い込まれるわけです。
わからないとか言ってられない。
でも考えてみれば、このように新しいことを勉強できるのは、
行政書士試験の勉強をしてきたからでもあるのです。
行政書士試験の勉強を通じ、新しいことを学ぶときの「取っ掛かり」
自分に一番あった方法など、経験則が知っているのです。
これって、ものすごい高価な財産だとおもいません?
成功体験ともいえます。
合格することが何よりもの成功体験であることは間違いないですが、
合格というものは、小さな小さな成功体験の積み重ねの成果であって、
小さな成功体験は、間違いなくあなたの身体にしみこんでいます。
そうはいっても、試験勉強をする限り、合格しなければイミがありません。
でも、小さな成功体験という財産が手に入ると考えれば、
あながちオール・オア・ナッシングとは言い切れないような気がしています。